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2012年6月25日月曜日

カキツバタ

カキツバタは「いずれがアヤメかカキツバタ」の慣用句でも知られるが、アヤメ科アヤメ属の植物で湿地に群生する。燕子花とも書く。

このカキツバタは、、三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来している。



在原業平が詠んだ歌は以下の通り。

ら衣
つつなれにし
ましあれば
るばる来ぬる
びをしぞ思ふ

カキツバタを題材に尾形光琳が描いた有名な屏風がある。

一つは、ニューヨークマンハッタンにあるメトロポリタン美術館が所蔵するYatsuhashi-zu Byobu(八橋図屏風)であり、他の一つは根津美術館が所蔵する国宝燕子花図屏風である。

何故国宝級の美術品が国外に流出したのであろうか?

根津美術館(〒107-0062 東京都港区南青山6丁目5−1)で4月21日~5月20日の期間 KORIN展 -国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」-としてこれらが展示されていた。

Yatsuhashi-zu Byobu を下記に示す。

左隻


右隻


国宝燕子花図屏風を下記に示す。

左隻


右隻

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